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2006年11月18日

友を訪ねる旅 in New York(4)

ニューヨーク到着直後のボサノバ・ナイトから一夜明けて、
10月30日。NYおのぼり組(ワイフN、友人M氏、私)はダコタ・ハウスへ。

ダコタ・ハウス(1884年築)はジョン・レノンのNYでの住まいだったところとして知られています。彼は1980年12月8日にこのアパートの玄関を出たところで射殺されてしまいます。
今も有名著名人が住む高級アパート、厳しい審査にパスする
必要があるとか。かのマドンナが入居しようとしたが審査にパスしなかったとの逸話も。

さて、私たちは、セントラルパーク西側のここを目指してガイドブック通りに行くのですが、行き当たらない。あれ????
そこで、私得意の「突撃、体当たり英会話」で通行人に尋ねました。
30代半ばのお金持ちそうな黒髪の美しいアメリカ女性。品のある中型犬を連れて付近を散歩のご様子。「Excuse me、Could you tell me where Dacota House is?」
なんとか通じて、彼女は満面の笑みで、私についてきなさい、のポーズ。
NとM氏をさしおいて、私と女性はすたすたすたっと北へ。
3ブロックほど進んで左に曲がったところに重厚な建物のそれがありました。

ほんの5分ほど歩きながらの会話でしたが、彼女は「ジョンはいつもは車で出入りするんだけど、その日に限って歩いていたところ射殺されたようね。近くに追悼の碑のストロベリフィールズがあるから、それも見ていったらいいわ」と説明。
私の英語の聞き取りが合っているなら、そうしゃべっていたと思います(汗)
う~ん、ニューヨークの女性は大変親切!


ダコタ・ハウスには恰幅のよい門番がいました。事件の現場で記念撮影は不謹慎とは思いつつも、おのぼりさんとしては、ここは一枚とばかりにM氏が門前に立つと・・・。

門番が「そこは、だめだぜ、一段下にさがりな」といわんばかりのけん制ポーズ(写真左)。M氏、やや狼狽の表情を浮かべつつも、そこは気弱なおのぼりさん心理とあってか、ここは素直に従った次第。その直後、気を取り直してチーズ(同下)
ジョンが被弾した悲痛きわまりない現場ではあるのだけれど
四半世紀も経過した今は昔の風情か。ダコタ・ハウスにはこうした私たちのような脳天気なおのぼりさんは枚挙にいとまがないのかも。
門番さんのけげんな表情、「あんたなあ、一段、降りないや」のやるせなさそうなしぐさにそれが表れていたと思うのは、私の思いすごしでせうか。

ところで、なぜ、ダコタ・ハウスにたどりつけなかったか。私はガイドブックの「ダコタ・ハウスの近くにはジェームス・ディーンが住んでいたアパートがある」とのくだりを読み、その番地に向かって いたのでした(汗笑)



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